アットカーテンのカーテンコラム
寝室に使用するカーテン①
寝室のカーテン
寝室にカーテンを選ぶ際、考慮していただきたい点につきまして、2回にわたりご案内致します。
カーテンご購入の際にご参考にしていただければと思います。
寝室に向いたカーテンのカラー
寝室にはどんなカラーのカーテンが適しているでしょうか。
赤やオレンジなどのカラーはお部屋を明るく彩ってくれますが、色彩の心理学にもとづくと、寝室には適していません。赤やオレンジなどの強い色味は実際に血圧を上げ、気分を高揚させる効果がありますが、寝室は明るい気分というよりリラックスした空間のほうが良いですよね。
一般に寝室向きのカラーは、ブルー、グリーン、ラベンダー、ピンクなどの落ち着いた色調がおすすめです。または、より落ち着いた深い眠りに誘う、ネイビーブルーやブラウン、深みのあるブラックやグレー、なども寝室にピッタリな色味です。
また、カーテンの柄も落ち着いた、目に優しいものを選ばれるとよいでしょう。
プライバシーに気をつけましょう
寝室にはプライバシーを重視したカーテンをお選びください。
軽やかな薄手のカーテンも美しく素敵ですが、一般的に薄手のカーテンはプライバシー保護効果を得るには不向きです。どうしても薄手のカーテンをご利用になりたい場合は、遮光カーテンやブラインドとペアでご使用になることをおすすめします。
遮光カーテンを使いましょう
お部屋を暗くして、ぐっすりお休みになりたい場合は、遮光カーテンを使いましょう。
遮光カーテンは、生地に遮光効果を高める黒糸を織り込んだり、生地に裏地をつけたりして、遮光効果を高めたカーテンです。
遮光カーテンの遮光率には1級–3級まで等級があります。1級遮光はより遮光率が高く、カーテンを閉じると昼間でも顔の表情が分からなくなるほどです。
生地にゴムコーティングや多層コーティングされた完全遮光カーテンなどもあります。
寝室に適した遮光等級
一般に寝室であれば1級遮光カーテンが最適と思われるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
1級遮光カーテンや完全遮光カーテンは昼間でもお部屋が真っ暗になることから、朝、日が昇ったことに気づかず、目覚めが悪くなってしまう場合があります。
2-3級程度の遮光カーテンであれば、しっかり遮光をしつつ、生地に光が通りますので、朝、日が昇ったことに気づき、目覚めも快適です。
夜の仕事や勉強のため、昼間寝なければならない場合などは、1級遮光カーテンや完全遮光カーテンがベストチョイスとなります。
今回は『寝室に使用するカーテン①』をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。ご参考になれば幸いです。
次回は『寝室に使用するカーテン②』をご紹介したいと思います。